なつめりおのひとりごと3

このタイトルで記事を書くのはどうやら3回目のようです。こんばんは、今日もこの時間がやってまいりました。なつめりおのひとりごとのお時間です。

ここではなつめりおが漫画にはしないこぼれ話やいろんなお話をただ一方的に垂れ流す、ラジオのような記事となっております。

不定期で開催される今宵のトークテーマは「懺悔」

なんとまぁ暗いお話なのでしょう。懺悔、一体何を打ち明けるのでしょうか。

何かと闇の深い中学時代のお話です。(全部が闇ではないですけど。)

当時仲良くしていた子がいました。なんとなく一緒にずっといて、好きな漫画の話をしたり、ジャニーズの話をするような子です。気は合っていたのかもしれません。でも、どこか周りからは疎遠になりがちでした。私もだけど。

クラスが別々になってもその子は私のクラスに顔を出しては昼休みに一緒にいるという時間を過ごしていました。私はというと、読書にはまっていてずっと本を読んでいたかったのです。周りと一線、何か予防線のようなものを張っていたように思います。一匹オオカミタイプ?でも一応クラスのまとめる立場にはいたので居場所は確立されていて、でも孤独みたいな。(なんといえばいいかわからないけど)

その子のことが嫌いだったわけじゃありませんでした。親しくしてくれるいい子でした。でも、どこか彼女に縛られているような感じがして。今思えばそっけない態度を取ってしまったこともしばしばあったなと思い返すのです。彼女とはお互いそれぞれ違う高校に入ってから連絡手段がないので今、どこで何をしているのかわかりません。成人式で再会する可能性はありますが、果たして、私はその子と会うべきなのか、ふと思い出すたびに「あの子にとって嫌な思いをさせた人間」と再会するなんて嫌だろうなと思うのです。ああ、こうやって自分を大切にしてくれた人に対して蔑ろな態度をとってしまうから私は、私は、最低な人になっているんだ。でも、あの頃は私も人をかばいながらも自分のことでも手一杯だった。

その子は一部のイケイケ系のいわゆる不良から影で笑われているようなタイプの子でした。いじりとしての笑いではなく、いじめの類に入るような笑いです。私はその子を擁護する立ち位置でした。私もイケイケ系に随分と嫌われていたと思います。悪口に関しては地獄耳だったので、ケラケラと笑いながらおそらく私のことを言っているんだろうなという言葉を向こうが発しているときは内心苦しいと思いつつ耐えていました。言っている本人たちは覚えてないんでしょうけど、私は覚えています。

「そんなこと」と言われそうですが、真正面から言ってこないけど当人が聞こえる場所で言っている悪口ほど陰湿でジトジトと心臓にべっとりくっつくような感覚に陥るようなことってないと思います。それでも学校に行っていた私はある意味強かったのかもしれない。いや、「学校に行かない」という選択肢がなかったから行くしかなかったのかもしれません。

多感で色々ある時期です。部活でも色々あったし(こんなポンコツで申し訳ないと思うエピソードが楽しかった思い出と共に蘇ると無性にしんどくなる時があります。変なところで気を遣ったり、気を遣えなかったり、言いたいことをうまくいえずにだんまりしてしまったり、難しかった。こんな人がまとめる立場にいていいのかわからず悶々としていて、申し訳なかった気持ちが募ります。とはいえ今でも交流があるのでありがたいご縁です。)

クラスでもあったし、恋愛はよくわからなかったし、(そう思うと中学の元彼に対しても私は随分と失礼極まりない態度をとっていたのでは・・・と今更思う。)

まぁ、もう過去は過去なんで置いておきましょう。

今こうやってあの頃を俯瞰して考えられるような年齢になってよかった。

久しくもし会うことができたら、今の気持ちをちゃんと話せたらいいなと思います。

そして、「私は今も漫画描いてるよ」って言いたい。ずっと応援してくれていたその子に。


2019.1126

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