金曜日の夜
たまにこうして文を打ちたくなる気持ちになるのは、人と話す機会が減ったからだろうか。一人の時間が増えたからだろうか。元々、小学生の頃にもちょっとブログをやっていてその時も好きなことをつらつらと打っては自己満足に浸っていた。この、たまに前触れもなく更新している記事も気まぐれでありただの自己満足である。
崎山くんと諭吉さんのコラボ曲「むげん」を聴くと「ああ、いいな」となんともいえないエモいような(あまりエモいという言葉で片付けたくないが)、今感じている感覚を大切にしたいなという気持ちになる。
学校帰りにいつもお墓の横を通る。人通りが少ないのでちょっと怖いような、でも空が綺麗なので星や飛行機を見たり空想に浸って歩いているとあっという間に交差点にたどり着く。
最近も相変わらず落ち込んだり笑ったり凹んだりにやけたりしている。
それぞれ違う友だちから惚気話を3日連続で聞いた。みんな嬉しそうに話すのでたまらなく愛おしい。好きな人の話をしている女の子ってのはとても可愛らしい。人の幸せ話が好きなのは、多分その話をしている時のその子の表情や何気ない言葉、仕草がたまらないからだろう。(「いや、自分が幸せにならなくてどうする」と突っ込まれる。そうですね。)
なんか、めちゃくちゃ変態のような発言をしている気がする。まぁ、いいか。
多分惚気話を聞いている私の顔は気持ち悪いくらい歪んで変に高いテンションだろう。
ごめんなさい。ただの変態で・・・ごめん。
新刊の感想をありがたいことにちょいちょいいただく。嬉しいです。描いておいてアレですが、同時に複雑な気持ちにもなります。
自分は今まともに新刊をすでに読み返せません。
というくらいには恥ずかしいものを詰め込んでしまいましたし、傷つけてしまうようなことも描いてしまったことは否めないので、もう新刊のネタには今後触れません。
好き勝手にやってごめんなさい、そしてありがとう。
惨めな自分をネタにしているのは普通にしんどいです。
でも、今の自分が魂をのせて描けることは自分をさらけ出すことなのかなと思います。今までなら絶対こんな漫画描いてるはずないのに、ここに踏み込めたのは一つ大きな何かを捨てようという覚悟を決めたからです。自分の中で。
創作とは何か。
クリエイターとは何か。
答えは何通りもあると思います。
別に必ずいる必要なんてない存在だと思います。時に嫌われたり叩かれたりする存在でもあるように思います。知らない間に人の心を傷つけていたり、不快な気分にさせていたり。
でも、誰かにとっては心を救うものでもあります。
私は去年のいろんな経験を通して、クリエイトすることで生まれる縁は素敵なものだなということを知りました。時にぶつかり、嫌なこともあるけど、そんなことを通り越して最終的にまた作品を通して仲良くなっていたりするのです。
こんなご縁に恵まれたからこそ許されたのかなと思います。いや、許されているのだろうか。わかりませんが、面白いと言ってくれる人がいてくれるので、いいかな・・・。
ふと、孤独を感じる。
必要な孤独。孤独暮らしで倒れたら誰にも気付かれずに死を遂げてしまうのではと脳裏に浮かんでは消える。祖父や祖母にまだ早いと言われそう。自らの手で死にたいと思ったことはないけれど、存在していることを誰にも認知されなくなった時も死んでいるも同然ではないかという気持ちになる。というか、一人でいると割とそういう気持ちになる。でも、一人の時間は欲しい。やはり人と会うとエネルギーが吸われてヨボヨボの自分になっているのだ。弱々の自分の状態で人と会うのは気が引ける。と、思うとやはり一人でぼーっとSNSを眺めたりする時間も必要なのだ。猫を撫でたり、犬と見つめ合ったりする時間も必要なのだ。きっと。
ここまでまたよくわからないおセンチな文章を打ってしまった。view数を見ると文章だけの記事も読まれているからびびる。その時の私の気持ちをただ連ねているだけなので後であの時のあれは何?とか言及はしないでいただけると嬉しい・・・私自身すでに前の記事の内容を忘れているので。
嬉しい話をする。
毎日更新している漫画を読んでくれている人がいるということだ。
それをやっと最近になって実感する機会が増えた。芸術祭の時、新刊をお渡しした時は本当に貴重な時間だった。誰に読まれているかこちらからはわからない。数字としてはview数が出ているけど、その9割くらいは身内なのではといつも思っていた。しかし、そんなこともなかったようで、中学、高校の同級生、大学の同級生、知り合いの知り合い、友だちの友だち、ツイッターのフォロワーさん、など、そんな方にも読まれていたのか・・・!?と思うと今更申し訳ないような気持ちになる。
だって、ただの大学2年生の落書きのような漫画で、全部私情で勝手な感情を爆発させているだけなのだから。惨めで最高にダサい見ず知らずの女を受け入れてくれる優しい人がいる世界でよかったと思う。また、共感してくれる人がいたのも驚きだった。
みんな、どこかしら何か暗い部分を抱えているのだな・・・そりゃそうか。
今夜も漫画を描いて寝よう。
2019.1108
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