声優について云々
暇さえあれば男性声優の名前を紙に書き連ねていて一時期100人くらいになりました。(それを覚えてどうする)夏芽梨央です。今はそんなに多分書けませんが男性声優が好きです。
昨日はジャニオタと声優オタクをかじっているお話を描きましたので、「芸能人が声優を務めている件」「声優」という職に関して私が感じていることを述べようと思います。
(え、何様・・・???私はただのオタクです。)
ジブリ作品や細田守作品、新海誠作品もそうですが、芸能人が声優を務めているアニメーション作品、また海外の作品でも有名な俳優さんが吹き替え声優を務めることは多いですよね。その俳優のファンの人は観に行くでしょう。ネームバリューというものがある。演技が上手い俳優ももちろんいます。元々は俳優から派生して生まれた声の職業である声優ですが、最近は声優もまた俳優やアーティストとして活躍しています。もはや「声優」って何というレベルです。オーディションでは歌唱力やダンスも求められることも。
芸能人が声優を務める点で起こることは「声だけなのにその人の顔が見えてくる」という現象。誰もがそうなるとは言いませんが、どうしても普段テレビで顔を見ている俳優さんが声を吹き込んでいる作品を見るとキャラクターよりも先にその人の「顔」が出てきます。演技が上手くても声でその人だとわかると「顔」が出てくるのです。いや、最近は声優も顔出ししているじゃんと思うかもしれません。そうなんです、声優も「顔」が見えすぎているのです。だから私は声優さんが務めているアニメーション作品を観ていても中の人の「顔」は見えます(多少)・・・。
もう「俳優だから」どうとかの問題じゃないんですね。
「声優」にも求められている幅が広がっているんです。
森川智之さん、諏訪部順一さんが「声優という職業に求められていることが時代とともに変わってきている。それに応えられるようにしている」ということをおっしゃっていました。
二人とも有名な声優さんですが、舞台や事務所の経営、音楽活動のプロデュース、ライブなど活動は年々多岐にわたっています。声優ってなんぞや?という感じ。
最近では「アイドル声優」というワードもあります。声優だけど歌手としても活動しており、武道館やアリーナでライブをしていて写真集なども出していらっしゃる人たちですね。声がいいので歌はもちろん上手い。そして顔立ちも綺麗な方が増えました。昔は顔出しする人が少ない職業でしたが最近はイベントもライブもあります。ラジオ番組もあります。しかも結構面白いんですよねトークが。声優のラジオはまず「声」がいい(笑)寸劇が始まったりします。(声優ならではのノリは独特かもしれません)
あと声優は俳優に比べるとファンとの距離感が近い印象を受けます。(あまりにも有名になりすぎた人は厳重体制ですが)
そう、今や声優という職業「オタクにとって親しみやすい芸能人」になっているんですね。
それは年々オタク(ファン)が増え、コンテンツも増えたからなのでしょうか。
これからもYouTubeをはじめ、ネットでの番組、雑誌、ラジオなど広がっていくのでしょうね。
結局何が言いたいのかと言いますと「顔」が見えてきている声優業界と「声」の演技も評価されている俳優業界、今後もっと交わる機会は増えていくのだろうなぁと、そうなると声優とファンとの距離感も変わってくるのだろうなと思うのです。
推しも気がついたら映画やドラマの主演になったりするのだろうか・・・。(すでに映画の主演を務めている方はいらっしゃいます)
表現者の世界は広いですね。
2019.0822
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